六甲山縦走コース・キノコ観察・9月・キアミアシイグチなど
4連休前の9月、東京への出張で2日だけ山登りは休止
窓を開けて寝るともう寒さを感じる夏の終わりを感じる今日このごろ
2日明けただけなのに頂上の常連、85歳のミチさんと80歳のキタさんがずっと心配して待っていてくれたようだ
不思議なもので毎日会うこともないお二人だけで、どこからかいない事を感じるのだろうか、
自然に触れ合っているとテレパシーのアンテナが都会にいる人より強く感じるのは、これは本当にそのような
人間がもともと持っていた力が出てきて感じるお二人なのだろう
東京から戻ってきたと知ると「カラスのおじいさん」こと、キタさんは、「それは2週間は離れてくれ」といい
誰も頼んで待っていてくれと言わないのに、東京イコールコロナ菌のイメージはここ頂上でもわずかにあるらしい
もう一つ、この2日間、山から離れている間に大きく顔を出してきたキノコたち
雨が降ったあとの9月の山はキノコにとっても、これから子孫を増やすのに適した季節なのである
菊水山のハイキング道のかたわらに、急に大きなキノコが目につくようになった。赤い傘、黄色いひだ。特徴からキクバナノイグチ。
キクバナノイグチは最近の研究者の発表の結果、2、3種類に分類される事になった。
詳しくは、下記のブログを参照されたし。
上記のキクバナノイグチの近くで発見した。まだ子実体が小さいので、キクバナノイグチか、コガネキクバナノイグチか、ベニイグチか判別がつきにくい。しかし、キクバナノイグチの近くに発生している事から、キクバナノイグチの可能性が大きいだろう。
あと、3、4日経過して成長した後に、傘やヒダの特徴から判別できるだろう。
ハイキング道のから少し、横道にそれて奥に入ったところに人通りがほとんどない裏ハイキング道がある。
そこに急に現れたのがこの3本の群生しているキノコたち。傘はツヤツヤとした茶褐色で、柄は黄色がかっている。触っているとしっかりとした肉厚な柄である。なかなか図鑑を調べたが判別が難しい。
社団法人 兵庫県治山林道協会が発行している「兵庫のきのこの図鑑」というものがある。
これをみて一番近いものとして、キアミアシイグチの可能性が高い。で、これに似ているものとしてコガネヤマドリ、ヤマドリタケ(モドキ)があるが、なかなか素人では判別が難しい。
こうやって、山で見つけたきのこを調べて行くのは楽しい作業で、ついつい時間がすぎるのを忘れて調べてしまう。
図書館で調べて、またその特徴から新しい発見があれば、当ブログの中で紹介したいと思います。
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