映画【a hope of Nagasaki 優しい人たち】感想レビュー

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映画【a hope of Nagasaki 優しい人たち】感想レビュー

メジャーな映画館でも上映されない作品を上映してくれるのが東京テアトル系映画館シネリーブル神戸の良さです。

8月9日の長崎の原爆の日にみたい映画として、 a hope of Nagasaki 優しい人たちを鑑賞しました。

人間は忘れる生き物です。健忘と言って、忘れることは生きるためには必要なことでありますが、今の世の中でも思い出した学びを備忘録としてまとめます。

長崎の被爆者の方々のインタビューからの抜粋です。

おかしいと思っていることが言えない(憲兵隊により連行される、その後の消息は不明)

日本とアメリカの軍力差を口にすると、密告者(憲兵隊)に連行されるという環境でした

過剰に反応して差別を生む

被爆者としらると、違う病院に連れていかれて根掘りはほり聞かれたそうです。

鬼畜米英という教育が、戦後一変する

国語の教科書は真っ黒。戦前の教科書でアメリカに関することが書かれたことを真っ黒でスミで塗りつぶし、戦後は米英鬼畜の表現がスミで黒く塗りつぶされます

個人個人はいい人でも、集団、組織になると残酷になる

日本でもアメリカでも個人個人は優しくても、軍隊になると途端に残酷な人間に変わるのを目の当たりに

身内よりいい友達

親が死に、親戚のところに預けられると厄介者としてひどくいじめられたそうです。いい友達が面倒を見てくれて、嬉しくて今でも涙が流れると語っていたのが印象的でした

今のこのご時世でも通じる学びがたくさんありました。

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