ガンチャン新道を支える人|菊水山登山道整備20年の記録

ガンチャン新道から見える景色、または下山後の道 キャプション:整備された道を下りながら、菊水山が多くの人の手によって支えられていることを改めて感じた。

※菊水山の名称、石碑、菊水紋、登山道整備などの全体像は、「菊水山とは何か」にまとめています。

午前1時50分起床。
午前2時30分には山に入る。

まだ街も眠る時間。

ほとんど誰も知らないその時間から、菊水山の登山道整備は始まっています。

】早朝・夜明け前の菊水山登山口、またはヘッドライトで歩く山道
キャプション:まだ街も眠る時間から、菊水山の登山道整備は始まっている。
夜明け前の菊水山登山口、またはヘッドライトで歩く山道。まだ街も眠る時間から、菊水山の登山道整備は始まっている。

いつもの通称・地獄の階段ではなく、今回は「ガンチャン新道」と呼ばれるルートを、登山道整備を約20年続ける80歳の方と一緒に下りました。

ガンチャン新道の入口、または分岐地点
キャプション:地獄の階段とは別に歩かれている、通称「ガンチャン新道」。現在も整備されながら利用されている。
ガンチャン新道の入口。地獄の階段とは別に歩かれている、通称「ガンチャン新道」。現在も整備されながら利用されている。

今ではロープが整備され歩けるこの道も、数年前は笹藪に覆われた旧道。

その草を刈り、ロープを設置し、倒木を切り、少しずつ道として支えてきたそうです。

【写真3】ロープが整備された急斜面
キャプション:現在はロープが設置され、歩ける道として保たれている。かつては笹藪に覆われた旧道だったという。
ロープが整備された急斜面。現在はロープが設置され、歩ける道として保たれている。かつては笹藪に覆われた旧道だったという。

倒木を切り、草を刈り、時にはゴミも回収する。

その存在を、知る人は多くありません。

「山がきれいに保たれていると、気持ちいいやろ」

特別なことを語るわけではなく、
ただ、誰もいない時間に山へ入り、淡々と続ける。

写真4】倒木処理、草刈り跡、または整備された山道
キャプション:倒木処理、草刈り、ロープ整備、ゴミの回収。山道は自然に歩ける状態になっているわけではない。
倒木処理、草刈り、ロープ整備、ゴミの回収。山道は自然に歩ける状態になっているわけではない。

普段何気なく歩く山道も、自然にそこにあるわけじゃない。

神戸の山にも、こうして支えてきた人がいる。

そんなことを改めて感じた朝でした。

※ガンチャン新道はバリエーションルートのため、安全には十分ご注意ください。

【写真5】ガンチャン新道から見える景色、または下山後の道
キャプション:整備された道を下りながら、菊水山が多くの人の手によって支えられていることを改めて感じた。
整備された道を下りながら、菊水山が多くの人の手によって支えられていることを改めて感じた。
目次

頂いたコメント|ガンチャン新道と菊水山登山道整備への声

今回の投稿には、ガンチャン新道や菊水山の登山道整備に対して、多くの感謝の声や、かつて歩かれた方の記憶が寄せられました。

Aさん:南からも北からも登った記憶

子供の頃は南(烏原水源地)から、20年位前は北(鈴蘭台)から登りました。ありがたい、頭が下がります。

Bさん:整備への感謝

有り難く思います。

Cさん:他の山道への思い

祇園の山や再度山もよろしく!!
冗談です
山はボロボロです
ご苦労さまです
薄緑の山肌は綺麗です(笑)

Dさん:感謝の声

ありがとうございます!! 😍

Eさん:称賛の声

素晴らしい👍

Fさん:六甲山系の道を支える人たち

菊水山に限らず六甲山系全ての道は役所の方、登山会の方、有志の方で手入れして頂き歩かせて貰っています。

Gさん:菊水山は整備があってこそ登れる山

菊水山は整備していただかないと私などにはなかなか登り辛い山です。感謝です。

Hさん:気持ちよく歩けることへの感謝

ありがとうございます。
お陰様で気持ち良く歩くことが出来ます。

Iさん:感謝の声

ありがとうございます!

Jさん:いつも感謝して登っているという声

いつもありがとうございます♪いつも感謝して登頂してます!

Kさん:日々の感謝

いつもありがとうございます😊

Lさん:感謝の声

ありがとうございます😊感謝です❗️

コメントを読んで感じたこと

コメントを読むと、菊水山の道は、ただ登るための道ではなく、多くの人の記憶と結びついた道なのだと感じます。

子供の頃に烏原水源地側から登った人。
鈴蘭台側から歩いた人。
六甲全山縦走路として菊水山を越えてきた人。
今も感謝しながら登っている人。

それぞれの記憶の背景には、道を保ってきた人たちの存在があります。

山道は、自然にそこにあるように見えます。
けれど実際には、草を刈り、倒木を処理し、ロープを直し、危ない箇所を見て回る人がいる。

菊水山のガンチャン新道も、その一つです。

関連記事

菊水山の登山道整備を20年続けてきた岡本学さんの記録はこちら。

ガンチャン新道について詳しく整理した記事はこちら。

丸太を運び、道を作る現場の記録はこちら。

六甲全山縦走路の草刈り作業についてはこちら。

関連動画

※菊水山のの全体像は、「菊水山とは何か」にまとめています。

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