炭火の煙と威勢のいい声|土用の丑の日を迎える東山商店街・鮮魚あら井

【写真:店頭に多数のうなぎが並ぶ様子】

神戸の台所とも呼ばれる、兵庫区の東山商店街。

土用の丑の日を目前に控えた商店街を歩いていると、いつも以上に威勢のいい呼び声が聞こえてきました。

声の主は、うなぎの蒲焼きでおなじみの鮮魚店「鮮魚・あら井」さんです。

店先には何匹ものうなぎが並び、炭火の上で次々と焼き上げられていました。

脂が炭に落ちる音、立ち上る煙、甘辛いタレの香り。

土用の丑の日を迎える東山商店街には、昔ながらの商店街らしい活気が広がっていました。

店頭に多数のうなぎが並ぶ様子
【写真:店頭に多数のうなぎが並ぶ様子】

土用の丑の日を前に、店頭にずらりと並ぶうなぎ。次々と炭火で焼き上げられていきます。

目次

土用の丑の日を前に並ぶ、たくさんのうなぎ

鮮魚・あら井さんでは、土用の丑の日を前に、早朝から多くのうなぎを準備していました。

店頭には、焼く前のうなぎや、こんがりと焼き上がった蒲焼きがずらりと並びます。

サンテレビの報道によると、予約分だけでも約300匹。

さらに、土用の丑の日に合わせて、愛知県産のうなぎを合計約1,000匹用意しているとのことです。

一匹ずつ炭火で焼いていくため、店頭では朝から休む間もなく作業が続きます。

外側は香ばしく、中はふっくら。

昔ながらの魚屋さんが手作業で焼き上げる、本格的なうなぎの蒲焼きです。

サンテレビが炭火焼きの様子を取材

この日は、鮮魚・あら井さんにサンテレビの取材も来ていました。

取材の目的は、店先でうなぎを炭火焼きにする様子を撮影することだったそうです。

鮮魚・あら井のうなぎを撮影するサンテレビのカメラ
【写真:サンテレビのカメラが店頭を撮影している様子】

鮮魚・あら井さんの店先を撮影するサンテレビの取材カメラ。炭火の煙が立ち上る中、うなぎを焼く様子が収録されていました。

カメラは、炭火の上でうなぎが焼ける様子や、職人さんの手元、店頭に立ち上る煙を間近から撮影していました。

撮影を担当していた男性カメラマンも、取材後にうなぎを購入して帰ったそうです。

目の前でジュージューと焼ける音を聞き、香ばしい煙とタレの匂いに包まれたら、そら食べたなりますよね。

サンテレビのニュースでは、土用の丑の日を前に予約客が焼きたてのうなぎを買い求める様子とともに、東山商店街の夏の風景が紹介されました。

炭火で焼かれるうなぎの音と煙

鮮魚・あら井さんの店先で特に印象に残るのが、うなぎを焼く音と煙です。

うなぎの脂が炭の上に落ちるたびに、白い煙が勢いよく立ち上がります。

そこへ自家製のタレをつけ、再び炭火の上へ。

焼いてはタレをつけ、また焼く。

この作業を繰り返すことで、うなぎの表面には香ばしい焼き色と照りが生まれていきます。

炭火の上で次々と焼かれるうなぎ。脂が炭に落ちる音や、店頭に立ち上る煙から、東山商店街の活気を感じてもらえればと思います。

写真だけでは伝わりにくい、炭火の音、煙の動き、職人さんの手さばき。

動画で見ることで、店先の空気がより身近に感じられます。

発泡スチロールに手書きされた土用の丑の日の案内

鮮魚・あら井さんの店頭には、土用の丑の日の営業を知らせる案内も置かれていました。

豪華な看板ではなく、発泡スチロールに手書きされた案内です。

発泡スチロールに書かれた土用の丑の日の案内
【写真:発泡スチロールに書かれた土用の丑の日の案内】

発泡スチロールに手書きされた土用の丑の日の案内。飾らない手作り感も、昔ながらの商店街らしい風景です。

鮮魚・あら井さんの通常の定休日は日曜日ですが、2026年7月26日(日)の土用の丑の日は営業されます。

手書きの文字で営業日を伝える案内にも、地域のお客さんとの距離が近い商店街らしさを感じます。

こうした何気ない店頭の風景も、時代とともに少しずつ変化していくものです。

だからこそ、写真に残しておきたい東山商店街の日常の一つだと思います。

うなぎだけではない、鮮魚・あら井の魅力

鮮魚・あら井さんで人気なのは、うなぎの蒲焼きだけではありません。

店頭には、その日に仕入れた魚を使った刺身や、フライ、天ぷらなどのお惣菜も並びます。

炭火で手焼きされるあなごも人気です。

その日に何が並んでいるかは、実際に店を訪れてからのお楽しみ。

新鮮な魚を手頃な価格で販売し、威勢のいい呼び声でお客さんを迎える。

こうした昔ながらの魚屋さんの存在が、東山商店街の活気を支えています。

また、鮮魚・あら井さんでは、うなぎの蒲焼きに使われる自家製のタレも人気です。

高価な本みりんや4種類の砂糖を使い、長年継ぎ足されてきたタレについては、別の記事で詳しく紹介しています。

土用の丑の日を迎える東山商店街の風景

威勢のいい呼び声。

炭火から立ち上る煙。

魚やうなぎが焼ける香り。

予約した商品を受け取りに来るお客さんと、休む間もなく働く店の人たち。

こうした音や匂い、人の動きが重なることで、東山商店街ならではの活気が生まれています。

土用の丑の日は、単にうなぎを食べる日というだけではありません。

魚屋さんが早朝から準備をし、地域の人たちが店を訪れ、商店街全体がにぎわう夏の風物詩でもあります。

テレビの映像には、炭火で焼かれるうなぎだけでなく、昔ながらの商店街が今も持ち続けている人の温かさや活気も映っていたように思います。

暑い日が続きますが、こんなときこそ、うなぎを食べて英気を養いたいもんですな。

今日もええとこ発見!東山商店街や。

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