土用の丑の日が近づき、神戸・東山商店街も少しずつ活気に満ちてきました。
商店街を歩いていると聞こえてくるのが、威勢のいい「うなぎ」の声。
今回訪れたのは、東山商店街にある鮮魚・あら井さんです。

鮮魚・あら井では、うなぎのタレも人気
鮮魚・あら井さんでは、店頭で焼かれるうなぎの蒲焼が人気です。
香ばしい匂いに誘われて足を止める人も多く、土用の丑の日が近づくにつれて、店先もにぎやかになってきます。

しかし、人気なのはうなぎだけではありません。
実は、うなぎのタレだけを買い求めるお客さんもいるそうです。
うなぎの蒲焼を買わず、タレだけを目当てに訪れる人がいる。
そこまで支持されるタレには、どのような秘密があるのでしょうか。
人気のタレに使われる材料
鮮魚・あら井さんのうなぎのタレに使われている主な材料は、次のとおりです。
・醤油
・本みりん
・砂糖
・はちみつ
・水あめ
さらに、長年にわたって継ぎ足されてきたタレには、うなぎを焼いたときの脂やうま味が少しずつ加わっていきます。
うなぎを焼くたびに、タレをつけては焼き、再びタレをつける。
その積み重ねによって、家庭では簡単に再現できない味が生まれているのでしょう。
【動画:うなぎを焼いている現場】
実際に焼いている様子を見ると、うなぎの脂が落ち、香ばしい煙が立ち上がります。
焼ける音や職人さんの手元まで見ることで、店頭に広がる匂いと活気がより伝わってきます。
本みりんは「玉泉白龍 本味醂」を使用
タレに使われている本みりんは、玉泉白龍 本味醂です。

国産米を原料に使った本格的な本みりんで、一般的な本みりんと比べても、かなり高価な商品です。
完成した蒲焼やタレを見ただけでは、どのような材料が使われているのかまでは分かりません。
しかし、鮮魚・あら井さんでは、普段は表から見えない材料にも、しっかりとお金をかけています。
砂糖は4種類をブレンド
さらに驚いたのが、タレに使う砂糖です。
鮮魚・あら井さんでは、4種類の砂糖をブレンドして使用しているそうです。
砂糖を一種類だけ使うのではなく、それぞれの甘さやコクの違いを生かしながら組み合わせています。
本みりん、醤油、はちみつ、水あめ、そして4種類の砂糖。
そこに、長年継ぎ足してきたタレとうなぎの脂、うま味が加わります。
タレだけを買い求めるお客さんがいる理由も、少し分かったような気がしました。
見えないところに手間とお金をかける仕事
高価な本みりんを使い、砂糖も4種類をブレンドする。
こうした材料へのこだわりは、完成した蒲焼を見ただけでは分かりません。
しかし、見えないところにこそ、店の仕事への姿勢が表れます。
単に甘辛いタレを作るのではなく、材料を選び、配合を考え、長年継ぎ足しながら味を守っていく。
鮮魚・あら井さんのうなぎのタレが支持されているのは、こうした積み重ねがあるからなのでしょう。
2026年7月26日の土用の丑の日は営業予定
鮮魚・あら井さんの通常の定休日は日曜日です。
ただし、2026年7月26日(日)の土用の丑の日は営業される予定とのことです。
土用の丑の日が近づくと、うなぎは売り切れることもあります。
営業時間や販売状況については、店頭でご確認ください。
うなぎだけではなく、タレの材料や作り方にも店のこだわりが詰まっていました。
今日もええとこ発見!東山商店街や。


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