「ダブルディグリープログラムのある大学院に入学したい。どのようなメリットがあるのか?費用はいくらくらいかかるのか。どのような提携大学あるのか?タイムスケジュールは?その入学要件を教えてください」と、いった疑問にお答えしていきます。
本記事の内容
ダブルディグリーのメリットとは?(主に3つあります)
海外留学ダブルディグリープログラムの主な入学要件
この記事を書いている筆者は、日本のビジネススクール(NUCB)とフランスのビジネススクール(EDHEC)のダブルディグリーを経験しました。
日本人にはまだ馴染みの少ない事もあり、ダブルディグリーのメリットについて最近質問などを受ける事も多くなりました。
とりあえず、ビジネススクール(MBA)への入学検討していたり、海外のビジネススクールへの留学を検討しているけど……果たしてどのようなものかな、っと心配な方は、ぜひ記事をご覧ください。
日本のビジネスすくダブルディグリープログラムプログラムのある大学院への入学検討者の為の記事を書きます。
とりあえずアフィリ作業は続けているけど、、、果たして本当にこの方向性で合ってるのかな、と不安な方は、ぜひ記事をご覧ください。
*記事は3分くらいで読み終わります。関連情報する説明は、リンクを貼っておきました。
ダブルディグリーのメリットとは?(主に3つあります)
次の3点が主なメリットです?
- その①:海外留学の実現 (日本と海外のビジネススクールの2つの学位を取得)
- その②:費用 (授業料、海外渡航費など)
- その③:差別化 (日本人で希少な存在)
上記の通り。
なお、メリットに関しては、たくさんありますが、大きく纏めて3つにしました。
その①:海外留学の実現 (日本と海外のビジネススクールの2つの学位を取得)
ダブルディグリーとは、何か?という、この日本人には馴染みのないと思いますので、その意味を説明します。
例えば、NUCBのホームページでは、下記のように説明されています。
抜粋はじめ
名古屋商科大学ビジネススクールでは、カナダ・フランス・ドイツ・ペルーの海外提携校9校でダブルディグリーの取得が可能です。ダブルディグリーとは提携するビジネススクールと本学にて1年ずつ学び、2年間で両ビジネススクールの修士号を取得することを目指す先進的な履修制度です。
抜粋終わり
ダブルディグリーとか、デュアルディグリーとか、色々な言い方がありますな、シンプルな定義として、この記事では、
文部科学省が平成22年に公表したガイドラインに沿って、「我が国と外国の大学が、教育課程の実施や単位互換等について協議し、双方の大学がそれぞれ学位を授与するプログラム」とします。
要するに、日本と海外の大学の2つの学位の両方をほぼ同時に取得できる制度です。一石二鳥的なメリットがあります。
その②:費用(授業料、海外渡航費など)
金銭面のメリットが大きいです。海外のビジネススクールの費用は、日本のビジネススクールと比較して割高です。
例えば、私の通ったNUCBのEMBAの授業料は2年間で、約300万円でした。
ダブルディグリーのメリットとしては、この授業料で、EDHECビジネススクールの授業も1年間受講でき、修士の学位が取得できます。
さらに社会人の方に朗報としては、NUCBは厚生労働省の職業実践力育成プログラムの認定を受けており、必要な要件を満たせば、最大112万円の給付金が補助されます。
ですので、実質約200万円で日本と海外のビジネススクールの修士号を取得できるという、お得な制度です。
私もこの制度を利用して、留学しました。日本では初めてのケースだったらしく、ハローワークでも分かりませんでしたので、厚生労働省にも確認を取りました。
半年に一度、ハローワークへの申請をする必要がありますが、日本にいる委任状を書いて、代理申請を行えば大丈夫です。
詳しい要件は、下記のNUCBのホームページをご覧ください。
抜粋(NUCBのホームページより)
2015年12月15日に認定された職業実践力育成プログラム(BP)により、社会人の職業に必要な能力の向上を図る機会の拡大を目的とし、厚生労働省の教育訓練給付制度とも連携して社会人の学び直しを推進しています。それにより、名古屋商科大学ビジネススクールの、Executive MBA、MBA、MIM、MSc、PreMBAが厚生労働大臣より中長期的なキャリア形成を支援する講座として指定を受けました。本学にて専門実践教育訓練の指定講座を受講して、一定の要件を満たす場合は最大112万円がハローワークより支給されます。
抜粋終わり
さらに、さらに、、、NUCBでの所定の成績と出席率を満たせば、スカラーシップとして海外渡航費用が補助されます。私もこれ、頂きました。会社を退職して留学したので、フランスへの渡航費用はは小さくはなく非常に有り難かったです。
その②:差別化(日本人では稀有な存在)
実際に海外のビジネススクールに行ってみて理解できたのですが、多くの学生がこのダブルディグリー制度を利用して留学しています。
各大学には、内部の選抜制度があり、まずはそこの競争を突破して、次は提携受入校の選抜を受ける必要があります。
という事で、日本のビジネススクール(NUCB)内での競争はないというのが現状です。競争がないフィールドを選ぶというのが、マーケティング戦略の鉄則です。
もう一つは多様性という事です。私が通ったEDHECビジネススクールの場合、多様性という事を非常に重視します。その理由としては、それぞれ異なったバックグランド、経験、文化で育った学生たちの貢献により、いいクラスを創り上げると考え方があるからです。
今、アジアからは圧倒的に中国、インドからの留学生が多いです。一方、日本人の学生は私がいたリールキャンパスでは一人だけです。
ですので、その点においても日本人という事で加味される可能性がありますし、一般の日本人ではできない稀有な体験ができます。
ここまで読まれた方、気になる事(追記)
ここまで読まれた方で気になる事を追記します。
例えば海外留学の場合、英語のスコア(TOEFLやTOEIC)とGMATなど入学要件はどうなのか?
入学してからのタイムスケジュールはどうなのか?
とういう2点です。
これらに関して、別の記事で纏めておりますので、そちらをご覧ください。
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