MENU

フランス長屋生活の始め方【シェアハウスで学ぶ食の多様性】

2020 6/02
フランス長屋生活の始め方【シェアハウスで学ぶ食の多様性】
目次

フランス長屋生活の始め方【シェアハウスで学ぶ食の多様性】

今後、フランスに留学を検討されている方。シェアハウスってどんな生活?知らない外国人と一緒に暮らすの?日本からどのように家を探したらいいか気にされている方。

そんな方の為に、フランスの長屋での生活、シェアハウスってどんな感じかを書きます。

シェアハウスで学ぶ多様性

人間にとって「食べる事」がこんなに重要なのかと思うほど、異なる国の人たちと暮らすほど、学びの多さに気付かされます。

多様性や異文化交流と言いましても、実は食の背後に隠れた、その国の人たちの潜む歴史から学び取れる事は多い。

例えば、じゃがいも。あれだけジャガイモを食べるフランス人ではあるが、その昔はフランス人はじゃがいもを食べませんでした。

理由としては、じゃがいもは16世紀に南米からヨーロッパに輸入されてんですが、まずは見た目が悪い。(当時の品種は今のものより小さく、黒かった)。そして土の下で取れる作物という事で、じゃがいもの内側に悪魔が潜むと思われて食さなかったようです。

そんな事を多様性の講義で意見交換しながら、家で天ぷらを振舞う事になった。

牛すじの煮込みでとったタレを、天ぷら丼にかけたものがえらい大受けでした。

天ぷらから学ぶリーダシップスタイル

天ぷら職人

この天ぷらからも学ぶことは多い。ご存知の方もいると思いますが、この天ぷらも元来日本からきたものではなくて、ポルトガルからもたらされたものであります。

天ぷらの語源にはいくつか説がありますが、ポルトガルで料理を指す「テンペーロ(tempero)」が語源という説。またはポルトガル語の四季に行う斎日である「テンポーラ(temporas)」語源という説。など室町時代に鉄砲の伝来と共に伝わった天ぷらの基となるものは、ポルトガルのフッリッターというような粉を水で溶いたものを発祥としているのです。

そんなところから、江戸時代に油が庶民にも手にとどくようになり、一般に広まった。それが、人気という事で、当時の将軍である徳川家康が天ぷらを食べ過ぎた亡くなったという説まである。これは嘘が誠か分かりませんが。

で、今の日本人のリーダーシップスタイルの手本は徳川家康ではないかという事で、各国のリーダシップについて語りあう訳です。食と言っっても、人間食べなければ生きていけませんので、その中に含まれた意味を考えますと、なんとも世界の広がりを感じます。

食文化の広まりは、その国の教育、露出、社会での承認によって作り出される

例えば、天ぷらは日本でその後、昇華して、今は日本の代表料理となっている訳です。

銀座にある「天ぷらの近藤」のご主人曰く、天ぷらは蒸し物であると言います。本当の天ぷらというのは油っこくない。野菜を中心として、衣で穴が開かないように包み混んで、あげると、まるで蒸し物のようにいい塩梅で野菜の中の水分が飛んで、野菜の味が凝縮されるのです。

という事で、今の日本の天ぷらとポルトガルから伝わったフリッターようなものは似て異なるものですが、ルーツを辿るとポルトガルであるという事です。

日本人はよく真似すると言いますが、そんな事はなくって、それはヨーロッパも同じです。しかしながら彼らには彼らの歴史があり、文化があり、そんな事はおくびにも出せない。そんなところがあります。

日本人は、外国から来たもの有り難がり、純粋で、素直ですから、「ああ、これは西洋から真似させて頂きました」とおくびにも出さずに宣言しますが。

例えば、食のルーツを探ると

  • トマトケッチャプは、東南アジアからヨーロッパに広まったと言われています
  • フランス人が毎朝食べるクロワッサンは、オーストリアから
  • フレンチポテトは、フランスのものでなくお隣のベルギー発祥のもの
  • フレンチトーストは、アメリカ人が1700年代に開発したもの

最近はヨーロッパでもフルシ「Furushi」といってフルーツと寿司を組み合わせたものが出てきました。

食文化の広まりというのは、教育、露出、社会での承認によって作り出されるので、食のルーツを探るとその国のいろんな背景が浮かび上がります。

露出というのは、チョコレート物語でお話したように、チョコレートが広まったのはスペインのアンネ姫が、フランスのフィッリプ王子に嫁いで、フランスの宮廷の中でココアを飲む文化が広まったのが始まりというお話ししました。そのようにこれまで一部の貴族の間で楽しまれたものが、外に出て、民衆に広まるという過程の一つです。

そして社会の承認というのは、それが民衆の間に広くされる認知される過程を言います。

留学の際の家探しは?

外国で住むって、大変ですよね。まずは住まいを見つけなければなりません。

学校の寮、賃貸アパート、ルームシェア、ホームスティなどありますが、私のおすすめはシェアハウスです。

理由としては、共同キッチンを利用して様々な文化が学べるところです。他にもメリットはありますが、それは別記事まとめたいと思います。

北フランスのリールにあるEDHECに留学が決まった場合は、International Student Officeがサポートしてくれますので安心です。その他、生活に関する事はリンクに情報がありますのでご覧ください

あわせて読みたい
フランスの共同住宅事情【長屋が多い理由?】
フランスの共同住宅事情【長屋が多い理由?】【フランスの共同住宅事情【長屋が多い理由?】】最近、ヨーロッパに住む友人から「ヨーロッパでは長屋が多いのなぜ?」という素朴な疑問を頂きました。確かに私もフラ...

この記事を書いた人

自由度の高い発信を求めて2019年11月よりFurublogを開設。雑誌や新聞で幅広く活躍中。鮮魚店配達、料理人、うどん打ち、電気工事士、デパートの早朝掃除、事業開発など様々な職種を経験。フランス留学、食文化、温泉、時事ネタなど独自の視点で発信。

コメント

コメントする

目次
閉じる