でかいちまきと思ったら茅の輪だった|神戸・平野祇園まつりの早朝

完成後の茅の輪の全景

※本記事は、烏原貯水池・烏原水源を近代水道システムとして再構築する調査記事の一部です。全体像は「烏原貯水池とは何か」にまとめています。

湊山温泉から祇園神社の方向を見ると、数多くの幟旗が立ち並んでいるのが見えます。

湊山温泉から見える祇園神社方面の幟旗
湊山温泉から見える祇園神社方面の幟旗

大阪から来た友人を祇園神社へ案内した際にも、境内や周辺では着々と準備が進められていました。

その様子から、かなり大きな祭りになりそうだと感じました。

祭り前の祇園神社境内や参道の準備風景
祭り前の祇園神社境内や参道の準備風景

神戸・平野の祇園まつりは、7月13日から20日までの8日間にわたって開催されます。

祇園まつり2日目の早朝、消毒なし100%源泉かけ流しの湊山温泉に入る前に、再び祇園神社を訪れました。

2日前に通った時は、茅を巻いている様子を見て、

「でかいちまきを巻いとるな」

と思っていました。

茅の輪に茅を巻いている途中の様子
茅の輪に茅を巻いている途中の様子

今朝見ると、完成していたのは立派な茅の輪。

完成後の茅の輪の全景
完成後の茅の輪の全景

ただ、調べてみると、最初に「ちまき」と思ったのも、あながち間違いではありませんでした。

祇園祭の厄除け粽(ちまき)は、食べる粽ではなく、笹や茅を束ねた厄除けのお守りです。

茅の輪も厄除け粽も、疫病除けのために茅の輪を身につけたという古い伝承につながっています。

一般には6月末の「夏越の大祓」で見かけることが多い茅の輪ですが、神戸・平野の祇園神社では、祇園まつりに合わせて設けられていました。

でかいちまきに見えたのも、まったくの見当違いではなかったようです。

祭りの期間中は、境内や周辺に多くの出店が並びます。

祇園神社の境内や参道に並ぶ出店の全景
祇園神社の境内や参道に並ぶ出店の全景
金魚すくいの出店
金魚すくいの出店

烏原神社の横では、ビンゴゲームも行われていました。

烏原神社横のビンゴゲーム会場
烏原神社横のビンゴゲーム会場

神社の祭礼であると同時に、子どもから大人まで地域の人々が集まる夏祭りになっています。

さらに、平野祇園祭り限定の切り絵御朱印も用意されていました。

平野祇園祭り限定の切り絵御朱印の全体
平野祇園祭り限定の切り絵御朱印の全体

疫病除けの信仰を受け継ぐ茅の輪や厄除け粽。

その周囲に並ぶ出店や地域の催し、祭り限定の御朱印。

神戸・平野の祇園まつりは、古くから続く祈りと、現在の地域のにぎわいが重なる祭りでした。

烏原貯水池を、単なる池ではなく近代水道システムとして整理した記事はこちら。

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