関西にあるMBAの比較【ビジネススクール側の戦略からみた入学検討の始め方】

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関西にあるMBAの比較【ビジネススクール側の戦略からみた入学検討の始め方】

関西にあるMBAの比較をしたい方。「これから関西にあるMBA大学院への入学を検討されている方。その入学に向けて、どのようなMBAの比較の情報収集を始められている方。MBAをどのような軸で比較したらいいか迷っている方」向けに書きます。

今回は少し趣向を変えまして、ビジネススクール側がどんな事を考えているか、ビジネススクール側の戦略をみながら、MBA入学検討をしている方のアドバイスができればと思います。

目標設定を明確にする

これから関西にあるMBAを受講されたと言う人はなんらかの目的があった入学を検討されています。

その中で、一番重要になるのが目標設定です。

「目的を達成すること」である設定する。例えば、企業なら自分の給料を上げる、自己実現を達成する、競争に勝つ、自分の価値を高める、などいろいろ考えられます。

それぞれのMBAには、それぞれの特徴があります。

どのMBA大学院にも、「強み」と「弱み」があります。そのMBAの強み、提供してくれる価値が、自分の目標設定の達成の為に、一番フィットしたところを重点的に検討される事をおすすめします。

ビジネススクール側も必死に戦略を練っている

国内のビジネススクール側も必死に戦略を練っています。

理由としては、下記に示した、市場の状況と競争状況にあります。少子高齢化で日本の人口は減少系傾向に入っています。2019年の日本の出生数は約86万人となり、初の90万人を割り込みました。ピークの1970年代には200万人を超えていましたから、約半分以下になったわけです。

そんな中、関西でもMBA(経営学修士)を取得できるという大学院が増えてきました。つまり競争が激しくなってきています。そういう環境の中で、関西にある各ビジネススクールを必死に競争に勝とうと努力しています。

市場の状況(Customer) ;

  • 少子化の影響で学生数の減少
  • 職業生活に必要な知識、技術、情報の習得、更新
  • 社会人再教育の場の必要性の高まり
  • 教育訓練給付金など国のサポート
  • 経営者・起業家育成のニーズの高まり
  • 科学技術の高度化
  • 多様な価値観の社会人の増加

■競合状況(Competitor);

  • 国内認証を取得するビジネススクールの増加
  • 授業費が安い国公立MBAの台頭
  • 有力私立大学間の競争
  • 海外のビジネススクールの日本進出

関西にあるMBAのポジショニングを比較

競争に勝つための努力として、それぞれの関西にあるMBA間でも差別化を図っています。

当然、それは選ぶ側の学生が選択する際に決めてとなる魅力でなくてはなりません。

下図には、関西にある4つのビジネススクールの比較を筆者が作成しました。

  • 名古屋商科大学ビジネススクール大阪校(NUCB)
  • グロービズ経営大学院大阪校 (Globis)
  • 神戸大学MBAプログラム (神戸大MBA)
  • 立命館大学ビジネススクール(立命館MBA)

注)価格は授業料を意味する。それぞれ2年間で終了した場合として算定した。国立である神戸大学MBA以外の私立勢は約300万円の費用となり、国立の約倍の授業料となります。

しかし厚生労働省指定の教育訓練給付金制度の認定校であるGlobis MBAとNUCB MBAは、受講者が条件を満たせば約100万円の補助が得られる為、授業料のポジショニングとしては立命館MBAより上位に位置つけしている。

関西にあるMBAに通う学生の特徴

■顧客分析 

現在利用している顧客層(社会人学生)をセグメンテーションの軸から、大阪にキャンパスに置くあるMBAの場合に基づき、分析してみます。

受講生の居住地は主に関西近辺が多く、遠くは四国(愛媛、高知)・中国地方(広島、岡山)から通う学生と幅広い。九州を除く、西日本の顧客をカバーする役割を担っているようです。また、年齢としては、30歳から40歳代がメイン。性別に関しては、男性の方が多い。ニーズに関しては、現状に危機感をもつ成長志向が動機となっている事、MBAで将来の昇進、昇給の機会を模索するといったものが顕在しているように思われます。さらに、土日開講や夜間開講といった、働きながら学びたい社会人の学生のニーズを満たすのが特徴です。

MBA(大学院)の顧客は誰か?

Who is customer? (誰が顧客か?)

戦略という観点で見た時、重要な事は、Who is customer? (誰が顧客か?) という事になります。学校という事業形態でみたとき案外誰が顧客が忘れられそうになるが、それは学生であると筆者は考えています。

そういう意味では、学生の満足度をあげるということが、重要な施策になっています。そして、優秀な学生を集めなければ大学の持続可能な発展はないという事です。

大学のとる戦略・施策としては、1つは内政があります。学生(顧客)、教員などのの満足度をあげる戦略。優秀な講師を呼び込めるかどうかも、優秀な学生が集めるかどうかの重要な要素となります。

もう一つは外政です。新規学生(顧客)、企業、社会に向けた戦略です。本質的に言えば、内政で顧客(学生)の満足度を上げて、外政で、対外的に向けてその取り組みや強みを広告、プロモーションするといったことが基本戦略になります。

例えば、大学を選ぶ場合(数百万円のお金と時間を投資する決定する際)に、口コミやSNS経由で“自分の大学を他者に勧められるという効果、評判が信頼性の高い情報として、広告より大きく期待できるからでです。

自分の友人、知人、同僚、家族に「うちの大学はすすめるよ」と言えるかどうかは下手な電子広告よりは効果は大きく、大学の知名度、ブランド力の向上に有効な戦略と考えられます。

いろいろあるユニークなビジネススクールの特徴 

今回は、関西のMBAを中心に比較。MBAへ入学する際、考えられる大学側の戦略を紹介しました。

もう少し、幅を広げて見れば、国内、海外を含めて、たくさんのMBA大学院があります。

例えば、日本と海外の2つの修士学位を一度に取得できる方法です。

関心のある方は別記事に書きましたので、ご参照頂ければ幸いです。

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