神田の浜貞【新鮮な魚介類を堪能】
クリスマスの季節になるとパリのクリスマスを思い出します。この時期になるとスーパーマーケットにフォアグラ、サーモンなどが店頭に並び、街にはライトアップされた観覧車やクリスマスツリーが設置されます。
日本のクリスマスイブでは、ケンタッキーフライドチキンやコージコーナでクリスマスケーキを買い求める行列が出来ていました。いつもはガラガラのお店が活況を浴び、買うのに一苦労です。大勢が群がるところ遠くから眺めつつ、「大盛況だなー」っと、通り過ぎています。
今年の24日は納会をしようと、私の新規事業を手伝って頂いているボディーガード兼アドバイザーの初老のTさんと割烹居酒屋で飲んでいました。イタリアンやフレンチは何処もいっぱいですが、そこはクリスマスらしくない雰囲気で丁度席が空いていました。
神田の浜貞というお店で、会社のコンシェルジェからお勧めを頂き、初めて利用させて頂きました。https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13006357/
最近は、魚に携わる仕事をしているせいか、気を使って頂き美味しい魚のお店を紹介して頂く事が増えました。マスターは70歳近い料理人で、ヒト1人が通れる狭い通路を通り、生簀と厨房をせわしなく行ったりきたりしていました。一言も話さずに寡黙に手を動かし次から次へと料理が出てきます。料理の出るスピードがめちゃくちゃ早いです。
金目鯛、カワハギ、アジの刺身に、牡蠣の蒸し焼き、コチの天ぷらなど注文しました。少し寒い事もあり、日本酒のぬる燗を合わせました。アジの残は、骨せんべいに、カワハギの残は、味噌汁にして後から出してくれます。金沢出身者は舌が肥えていると言われておりますが、どの海鮮料理も美味しかったです。
公の場で「魚の福祉」を提唱している身としては、活け造りでピクピク動くアジやカワハギを見て、残酷な感じもしましたが、美味しく余す事なく頂きました。ヨーロッパでは国によって、魚の福祉が提唱され、魚を加工する時は、電気ショックで気絶してからでないといけないと法律で決まっているところもあります。
みんなが行かない時期と場所を選んでお店に行けば、行列も出来ずに、面白い体験が出来る事があります。
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