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晴耕雨読・焼酎の意味・由来
土曜日の東京は結構な雨で、この緊急事態宣言が全国に拡大された事もあり死んだ街のように静かだった。食糧と酒を買いに商店街へ買い物に出かけただけだが、「晴耕雨読」という焼酎があった。
ちょうど大雨の東京にはお似合いだ。
こんな時は、雨の日は読書をし、晴れの日は畑を耕す生活をするのもいいだろう。ネズミ小屋のような東京のマンション生活では、庭いじりも出来ずに読書といってもたまにはお日さまに当たって体を動かさないとバランスが悪い。
この「晴耕雨読」という言葉を知ったのは、元首相の細川護熙(もりひろ)さんが情熱大陸に出ていた時に、壁に一枚の絵がかかっていて、そこに書かれていた。
田園で世間のわずらわしさを離れて、心穏やかに暮らすこと。晴れた日には田畑を耕し、雨の日には家に引きこもって読書する意味がある。
少し前に都知事選にも出馬されていたが、その後は陶器を作ったり、絵を書いたり、読書をしたりしているようだった。取材記者の「友達はいますか?」の質問に、「そんなんもんいねえょ」と答えられているあたりが昔首相をしていた表情とは異なり面白かった。
この佐多宗二商店の「晴耕雨読」だが、なんで酒にこんな名前がついているのだろう。
この酒の裏ラベルにこのように書かれてあった。
戴く仕事の重責
益々重く一時のゆとりを求めたし
人生最高の楽しみは
贅沢栄達にあらず
煎り豆を齧り歴史の英雄豪傑を罵倒する
酒と楽しむ読書にこそあり
人生の最高の楽しみは、贅沢栄達にあらずとはよく言ったものだ。
人生の楽しみは「酒と楽しむ読書こそあり」とはなんとも含蓄がある。
とういことで、畑を耕したり、山を歩いたりできる自然とお日様に触れながら、過ごしたいなと思う今日この頃である。
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