大根おろし(皮ごと)と魚のコンビは最強

カレイのムニエル
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大根おろし(皮ごと)と魚のコンビは最強

最近は家で自炊をするようになったが、どうやら食べ物の好みも変わってきて肉から魚へと移行してきた。

4月のスーパーマーケット・オオゼキではナメタカレイや黒カレイが2〜4切入って500円〜700円で売られている。黒カレイの卵入りのものは少々値がはるが、またこれは格別だ。

調理方法は蒸し焼きだ。直径16センチーメートルのフライパンを2枚重ね合わせて焼くといい塩梅で簡単に人おる。

塩胡椒したカレイに薄めに小麦粉や片栗粉を適当にまぶす。薄く引いたコメ油で揚げ蒸しやきにやく。ムニエルとも呼べるかもしれない。

魚をひっくり返す時に形崩れする事があるが、このフライパン2枚使用方法だと、鯛焼きを焼くようにフライパンを重ねたまま、180度ひっくり返せば簡単に裏返しできる。

蒸し焼きに少し日本酒を加えてもいいが、野菜も一緒に入れて蒸し焼きするといい塩梅で水分が出る。ブロッコリーや大根の上部の葉っぱの部分を加えると、フランス料理の野菜蒸し料理のエチュべが一緒に頂ける。

いろいろ試したが、カレイの蒸し焼きと大根おろしの組み合わせは最高に美味しい。このコンビネーションを発見した人は天才だ。

大根おろしを加えると、主役はカレイから大根おろしになったように美味しい。

水気のそんなに多くない大根の上部を半分を使用する。

大根おろし器でおろして上部の葉っぱのついた部分はおろしにくいので、エチュべにすると最高に美味しい。

日本酒との相性がとてもよく、お酒がすすんでいけない。

ブロッコリーのエチュバとカレイの蒸し焼き。ブロッコリーは中の芯まで美味しく頂ける。最後にミルで引いた黒胡椒をまぶして。

皮ごと、汁ごと、生で、すぐ食べるのがコツ

味だけでなく栄養成分でも優れている大根。大根独特のピリッと辛味のもととなっているイソチオシアネートという硫黄化合物である。なかなか言いづらい名前だが、医学部の学生はこんな名前を覚える特殊能力があるのであろうか。

イソチオシアネートには優れた殺菌作用や老化の元凶物質である活性酸素を除去する抗酸化作用があるという。優れた抗酸化作用で、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぎ、自然治癒力を高める働きを持つ。

さらに大根には、ビタミンC食物繊維も豊富。食物繊維は、食後血糖値の急上昇を抑えるほか、腸内環境を整えて老廃物や毒素の排出を促す働きがあり、昔から胃がもたれたら大根おろしを食べなさいおばあちゃんに言われたものだ。

大根の有効成分を活用するポイントは「皮ごとすりおろし、汁ごと、生で、すぐ食べる」という。

外食にいく機会はめっきり減ったが、家で食べる方が出来立て、いい材料を使用できて美味しいと感じる今日このごろである。

16センチのフライパン2枚を組み合わせてカレイを蒸し焼きする忍法FURU蒸し。

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