徳島県がスダチ新品種、「勝浦1号」、果皮の緑色が長持ち。
徳島県立農林水産総合技術支援センター(徳島県石井町)が果皮の緑色が長持ちする新品種のスダチ「勝浦1号」を開発したと言うニュースが入りました。
農林水産省に品種登録を出願しているところで、2023年登録、27年出荷を目指すそうです。
従来より長期間の貯蔵が可能、スダチの出荷が減る2~3月上旬の端境期を埋めることができ、農家の所得向上にもつながると言うことです。
今日は、2021年の12月8日。神戸の台所・東山商店街でもすだちが売られているが、値段は1キロ500円くらいになってきた。
路地ものが最盛期の9月、10月には1キロ300円と例年、この時期が最も安いです。
県外ですだちを見ると、価格がこの3倍から5倍といったところが見られます
その理由としては、全国のすだち生産量のおよそ9割が徳島で生産されており、すだちを食する文化が浸透しています
それだけに徳島では、そうめんやうどん、焼き魚はもちろんいろんな料理に使用されます
果汁と果皮を合わせると、レモンと同等のビタミンCが含まれています。
風邪などの予防としても効果があるビタミンCの補給にも、レモン水ならぬスダチ水をのむことでみたらいかがでしょうか?
黄色スダチはなんで市場価格が落ちるのか?
すだちの果実は緑色をしているが、時間が経つにつれて、黄色に変色していきます。
店頭に売られているスダチも徐々に黄色なって行きます。これはみかんの特徴と同じで、みかんなら緑色より黄色が好まれますね。
何故なら、緑色のみかんは酸味がキツく、黄色になるほど甘味が増すからです。
こと、すだちに関しても黄色になると酸味がやわらぎます。
普段から厚揚げ、大根おろし、スダチ水にスダチを使用している私にとっては、黄色のスダチは割安で、しかも絞りやすく、酸味が和らぐので、黄色になるのをわざわざ購入するほどです。
スダチは緑色という思い込みで、黄色になったスダチは市場価格が下がりますが、固定概念に惑わされず自分軸で見つめ直し、価値を考えることも、また一興です。
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