解雇・失業保険者を探す・テレビ・街頭インタビューされやすい人『新橋編』
よくテレビのバラエティーやニュースで市民の声として街頭インタビューを流す事がある。例えば、新橋では酔っ払いのサラリーマンにインタビューするシーンが見られるが、どういった人がインタビューされやすいか自身の経験を基に考えて見たい。
新年会が新橋で開かれた時、帰りに新橋のSL広場を通りかかると、
失業保険をもらった事はありませんか?
あるよー(酔っ払い)
ほろ酔い気分で答えると、テレビカメラ、音声、照明の複数にいきなり囲まれる。
インタビュアーから、唐突にこう聞かれる。(どこの何者かという事は名乗らない)
厚生労働省の不正会計問題が発覚しましたが、みなさんの失業保険が適切に支払われていないのですが、どう思われますか?
いやーそうですか!事実はどうかわからないですけど、しっかりやって欲しいですね・・・
で、どう思われますか?不正統計は事実です。
このやりとりを3、4回か繰り返し、こちらも酔っ払っているので、それ以上はわからないと伝えるが、もう何回も聞いて来るので、
なんか誘導してないですか?
インタビューアは否定するが、もう欲しい答えが取れそうにないとわかると、カメラを止めた。
この時の模範解答は、下記のようなものだったようだ。
厚生労働省のバカやろー!!!俺たちサラリーマンが一生懸命働いてるのに、計算間違えヤガって。いい加減にしろってうんだ。
で、テレビに出演したかったらこのような回答を言えば使ってもらえるのだろう。忖度というやつですね。
その時のインタビュー風景がこちらです。一緒に新年会に参加していた同僚が撮影してくれました。
新橋の酔っ払いインタビューにぴったりの風景ですね。ひもじい失業保険をもらっていたサラリーマンのイメージとマッチングしていたのでしょう。まず先に声をかけるのは女性のスタッフです。そのほうが、集客しやすいのは男の心理をついています。
インタビュアー、インタビュアーをフォローする女性スタッフ、カメラマン、音声さんと、写真に写ってませんが照明さんの合計5名くらいで1チームとして動かれています。
最後になりましたが、街頭インタビューされやすい人というのは、視聴者のイメージにあったテレビの番組のディレクター(演出)の意図する映像を作品しやすい人という事です。新橋ならサラリーマンというイメージのように、サラリーマンらしいイメージを作り上げていけばインタビューされる確率が上がるでしょう。
そして、インタビューアは「元々持っている答え」にあった回答をしてくれる人を誘導して行きますので、それに沿って回答すればテレビにも使われる可能性がグッと上がってくることになるかと思います。
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