黄泉の国へのエントランス・花の窟(はなのいわや)神社・熊野・巨石・巡礼

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黄泉の国へのエントランス・花の窟(はなのいわや)神社・熊野・巨石・巡礼

2019年のラグビーワールドカップの決勝は3連休みという事もあって、三重県のホテルはどこもいっぱい

困り果てて車で宿泊所らしい場所を探していると、下北山スポーツ公園センターハウスが目に入り電話をすると空いているという。

良かった。

中学生の時に泊まった青年自然のようなところで、ネット予約サイトでも出てこない宿泊施設

やはりネットは万能というわけではなく、スキが多いのがいいことか悪いことか分からないが、宿にありつけて良かった

翌日、熊野出身という配達員の方に「どこか訪ねるいい場所はないですか」と聞くと

花の窟神社は格別にいい場所だと。何か空気が癒されて、その静寂に心も癒される場所だと聞いて、早速行くことにした

もう一つ、「これは絶対に言ってはいけないやつなんですけど」という事で、花の窟神社の3番目の灯籠に謎が隠されているという

そんな、ベールに包まれた秘密はぜひおとづれてからの楽しみとして早速足を運ぶことにした

熊野灘に面した国道42号線に面した場所に花の窟神社はある

海岸線がキレイに見えて、海をみているだけでも気持ちがいい

花の窟といっても、人の入れる洞窟があるわけでなく、一つの大きな山が岩のようになっている

岩壁の下部正面に、高さ6メートル、幅2.5メートル、深さ50センチメートルのひょうたん状のくぼみがあり、岩そのもの前が拝所となっている

日本に伝存する最古の正史の「日本書紀」にも登場するこの神社は、日本最古の神社とも言われており、多くの著名人も密かにおとづれる事で知られている。

次のような記述が日本書紀にある

イザナミノミコト、火神をうむときに、やかれて神退去(かむさ)りましぬ

故(かれ)、紀伊国の熊野の有馬村に葬りまつる

土俗(くにひと)、この神の魂(みたま)をまつるには、花の時にはまた花をもってまつる

また、つづみ ふえ はたを用いて、歌いて舞いてまつる

イザナミは、火の神をうむ時に火傷を負って、なくなった。熊野の有馬村に葬られる。村人たちは、この神のたましいをまつる為に、季節の花花をそえて、笛、はたを用いて歌い舞って祭りを行った・・・という内容である。

花の窟(はなのいわや)は、他界への入り口とされ、拝所にあるくぼみの向こう側は、死者が赴く他界

つまりは、黄泉への国へ通じる場所としての解釈であるが、イザナミの死をイワヤの名を持つこの巨大な岩壁に結び付けたものと考えられたものなのか

花の窟神社

神社境内に入る入り口は原生林で覆われて、人為的加飾を極力排した作りになっている

地元の人が進めてくれたこの場所は、そのような人為的加飾を排した事から周りの国道とは境界をはっきりした特別な空間で参拝者を迎えてくれる

絶対に言ってはいけない謎は、その言葉の通り絶対に言ってはいけないもので、ぜひ、現地に参拝し、その神聖な空気を感じ取ってもらいたい

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