世界的なコロナ規制のさなかヨーロッパから日本に移動してみた

コロナ禍で海外から帰国するってどんな感じ?
ヨーロッパ某所から最近帰国したX氏の体験談が届きましたので、今回は紹介させて頂きます。
はじめに
もちろん移動することが一番の目的ではなく、本来の目的は、日本に残した家族サポートやその他リモートではどうしても限界があったための帰国です。現地の仕事も緊急事態も少し落ち着きを見せ始めたので、悩みましたが思い切って移動しました。
あくまで今後再び起こるかもしれない有事の際の参考のためなので、私個人の体験から皆様の追体験を促し自分ならこうする、ああすると妄想する手助けになれば幸いです。また、帰国に悩んでいる人の重要な情報源になると幸いです。興味があれば最後までお付き合いください。
何よりもまず申し上げたいのは、空港などいわゆる水際で働いている方、我々を適切に対応くださった方には本当に感謝しました。暑い中、戸惑う我々を笑顔で対応、重い荷物を代わりに丁寧に運搬、我々の不便のないように様々な気遣い、こういった現場の努力はこちらの不安を一掃してくれました。私たちの見えないところでもいろいろ動いてくださった方々含めて、大変感謝申し上げます。
移動:ヨーロッパの某空港→関西空港
時期:2020年某日(緊急事態宣言解除後とだけ申し上げる)
事前準備
とにかく情報がコロコロ変わるので、予定が非常に立てづらいです。私の場合は、仕事を限定的にも進められ、単身赴任という独り身で健康リスクも低く保てる環境でさらに会社の理解もあったため、今まで欧州に残ることができる状態でした。ビザの期限や経済的といった様々な問題で至急帰国をよぎなくされた方々よりは少し余裕がありました。仕事もひと段落がつきつつあり、欧州の現地施策も緩和され始めたので、少しずつ時期をうかがうために情報収集を開始しました。欧州では大体1-2週間ごとにいつから(大まかに9月くらいまで示し大体1週間後とか1か月後)このように規制を変える予定だ、という発信が政府からされるので、だいたい1か月前くらいから予想が立ちやすいです。なので、1か月後くらいを目標に動けるように情報収集しました。
1.情報収集


情報源は以下です。(上から順に意識した)
- 現地政府発信
- 現地の日本大使館(日本政府)
- 飛行機会社&空港
- 現地および日本の移動手段
- 帰国後国内自主隔離用ホテル
- 現地の日本旅行会社
- 現地在住の日本人
- 在籍会社、ブログ、SNS
とにかく滞りなく移動できるかが大切なので、一つひとつの行動がイメージ出来るか大げさに言うとシミュレーションできるくらいまで、必要な情報をありとあらゆるところから探した、という感じです。こういう事態の時は、政府はこう決めてるけど現場は行ってみてから全然違う!ということはよくあることで、それが致命的だと最悪の場合そこから動けなくなってしまいます。それだけは避けたい一心でした。あと、万が一、持ち込むようなことがあって様々なところからお叱りを受けるのも避けたいところです。
地政府の発信
現地政府の発信では、移動に対する施策を大まかにチェック。再入国できるかも視野に入れていました。私の場合は、仕事で在留許可を持っているので、再入国には今のところ制限はありません。今後のサマーホリデーシーズンの人の移動を考えると、第2波3波も大いにあり得るので、最悪再入国ができないことも想定して、仕事に優先順位をつけました。
日本大使館は
日本大使館は在留登録しておくと、メーリングリストで情報を日々、日本語で送ってくれます。現地や周辺国の規制、リンクも含まれるのでここでかなり把握できます。メールでは具体的な日時や現場がどうなっているかなど、聞きたいことを日本語で聞きました。メール相談の対応も良いので、日本人でよかったとすごく思いました(他の国を知らないですが。)
飛行機会社は
飛行機会社は、フライト状況の確認、出国、入国制限の再確認がメインです。手段としては、WhatsAppアプリ(日本で言うLINEアプリ)の相談窓口があるので、メールよりも気軽に英語で聴けるので便利(誤って日本語で送ったことがあったのですが、ちゃんと日本語でも返ってきました。でも、現地の情報はやはり英語の方が内容がよい気がしました)。
空港は
空港は、ホームページに載っている情報を確認する。発着の様子や規制による制限、またショップやカフェとかがどのくらい開いているかも大体把握できます。いざというときの水・食糧確保や居場所の確保に必要です。




公共の交通機関(移動手段)
公共の交通機関(移動手段)は意外と忘れがちですが、日ごろからチェックしておくのが大事でした。特に運行スケジュールがころころ変わっているので、そもそもキャンセルになってないか、日々の様子から変更頻度は高くないか、何回も乗り換えなくてもよいスケジュールはあるのかどうか(大荷物だと重要)。ヨーロッパの人は優しい人も多く、大荷物だと当たり前のように手伝ってくれます。ただこの状況でお互いのためにもそれは避けたいところです。いざとなったらタクシーは使えるか。これは日本国内でも同じですが、慣れない異国の地で途方には暮れたくなかったので、必死にチェックしていました。結果的には、やはりいつもは運行している直通便がなくなっていて、日々見ていて分かったのですが、結構な頻度でキャンセルやリスケジュールがありました。そこで、タクシー(ハイヤー)で空港まで行くことにしました。
国内自主隔離用ホテルは


国内自主隔離用ホテルは、特にPCR検査の結果次第で予約を確定できないのが最大の悩みポイントでした。万が一でも感染源になるかもしれない帰国者がそもそも泊まれるのか、検査結果判明までの日数がわからないし、陽性だったら14泊分全部を当日キャンセルすることになるのでそれがOK(無料)か、価格は許容範囲か、空港からホテルまでの移動手段(公共交通機関は使えない)を確認しました。手段はホテルHPとメールです。
最初は、予約サイト利用を考えたのですが、帰国者であることをちゃんとホテル側に把握しておいてもらいたかったことや、万が一にも自分が発症したときに私や周辺を適切に対応できる術がホテル側に備わっているかも確認したかったので、直接メールでやり取りしました。結果的には、ポイントは無いけど、予約サイトと同じかそれ以下の価格を提示いただき、キャンセルも理解いただけ、万が一にも対応もできることを確認できたので、かなり精神的な負担は軽減できました。ところで、自主隔離は自宅でも可能なのですが、公共交通機関が使えない、小さな子供がいる、という環境では、自宅での隔離という選択肢が私にはなかったです。
これらの情報はサービス提供側の発信なので、実際の利用者側の目線の情報もとっておこうと思い、現地の日本人やブログ、SNSで、情報が古くないか、実際のところどうなのかなど確認・再確認していました。
2週間くらい前の時点でこれらの状況から自分の中である程度大丈夫そうだったので、帰国を決断しました。
いよいよ具体的に帰国と再入国に向けて、実行です。
まだまだレポートは続くようだが、Part.2 へ続く。。。






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