人のいな神戸を散歩【経営破綻したルミナス神戸の回想】
一番好きな街、神戸。東京にいるときはいつも神戸に帰りかいと思う。
ただ寝ていても、歩いても、家の中にいて、神戸にいるだけで気分がいい。空気が違う、景色が違う。で、観光という訳でないけれども、このコロナウィルスの騒動で人がいないらしいというのを聞いていたので神戸に足を運んだ。行きの新幹線はガラガラ。東京ー新大阪間のこんなに人のいない状況は観たことがいない。
神戸にきたら必ず寄りたい場所があって、それがシネリーブル神戸。ここはヨーロッパ映画の作品が豊富に鑑賞できる。フランスへの留学前には、フランスの文化を学ぶ為にここでよくフランス映画を観た。平日のお昼などは本当に昔から人が少ないので、今回の騒動が影響しているかどうかわからない。
そして神戸駅前にある万葉倶楽部神戸。横浜にも万葉倶楽部があるが、圧倒的に神戸の万葉倶楽部がいい。まずは人がそんなにいないこと。横浜の万葉倶楽部などいったらお湯よりも人に浸かっているような感じがして、リラックス気分にもならない。平日は横浜もまだ空いてはいるが、土日なんかは避けた方がいいだろう。
で、万葉倶楽部の状況は、本当に人がいない。貸し切りのような気分を味わえるのがここのいい点だが、本当に貸し切りだ。万葉倶楽部神戸の良さは炭酸泉の炭酸が強くて、温度がちょうどいいところ。そして大きな水風呂があるところで、ここで温冷浴を繰り返して反動作用を利用して風邪の引きにくい体を作る
人のいない万葉倶楽部のゲームコーナで、ゲームの音がひたすら鳴り響く。
宿泊先のホテルに向かう。まだ1年前にできたばかりの元町のホテルだが、ツインルームで3千円の料金だ。やはりこのコロナウィルスの騒動で自重するお客が増えたとのことだ。特に個人の観光客はそうでもないのだが、出張のビジネスマンが減っている。企業は政府からの要請(お願い)を受けて、国内外の出張を原則禁止にしている。そういう影響もありホテルも空室が目立つ。
夜のハーバランド。ライトアップされたポートタワーと夜景を楽しむ人はちらほらいる。
夜の神戸中華街、すでにお店がしまっているので人がいない。営業時間はどうなのだろう。
人のいないライトアップされた中華街の真ん中は綺麗だ。
神戸中華街の人のいない路地。雰囲気がある。
神戸中華街の西安門。すでにお店はしまっているが近隣のホテルに宿泊する若者が騒いでいる。
神戸の中心街、三宮センター街。夜22時ともなれば人がいなく趣がある。
BE KOBEのモニュメント。いつもの人出と比べると少ない感じだ。
3月始めの神戸は東京に比べると暖かく、歩いていて気持ちがいい。
神戸市立博物館のコートールド美術館展。印象派のマネ、モネ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌなどが観られると楽しみにきたが、3月16日までこのコロナウィルスの影響で臨時休業。
で、もう一つ行きたいところがみなと温泉蓮。ここは何回きただろうか。フランスから帰国する時に神戸に戻ってきたのはここの施設があるからといっても過言ではない。
みなと温泉蓮からのぞむ神戸ハーバランドの風景。メリケンパークオリエンタルホテルの前にクルーズ船が見える。これはこのコロナウィルスの影響で先日、経営破綻したルミナス神戸II。船内には食事を楽しみながら海の眺めを楽しめて、よくデートで利用させてもらった。
今回の騒動で経営破綻して本当に淋しい。
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