新潮社/カラスは飼えるか vol.2/屋久島の思い出

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新潮社/カラスは飼えるか vol.2/屋久島の思い出

前回からの続き、

最近読み出した本・新潮社の「カラスは飼えるか」(松原始著)が面白い。このタイトルから引きつけれる。読み出してから、サルやニワトリが出てくるがなかなかカラスが出てこない。元々が京都大学で野生生物研究会に所属していた著者の松原さん。サルが出てくるのは大学時代に屋久島のサルの生態調査を行い、そこからカラスの研究に進む事の経緯が冒頭に出てくる。

サルを調査しながら、「サルは友達になれるのか?」という素朴が疑問が生じるがそんなに甘いものではない。野生の動物は怖いものだ。それは人間に飼い慣らされたような、そこらの鳩やスズメとは違う。

大学時代は屋久島でのサルの定点観察にどっぷり使っていた松原さん。ある日、定点観察しているサルの子供と遭遇して、驚いた子供サルが泣き喚くことに。周りにいた大人のメス猿が子供の危険に晒されたと思い怒り出す。メスたちが怒りだすと、今度はオスが黙っていないのだ。

こういう時に生物学的にいうと、「他者の悲鳴を聞いた時にこれを敏感に感じ取り、かつ急激に興奮するような脳を持っているオスがモテるのである」と筆者は分析する。ここはもうクスクス笑いながら読んでいるが、例えるなら地元のヤンキーがモテる訳が、よくわかる。彼女の前でコケにされようものなら、走っても追いかけてくる血気の盛んなヤンキーの場面を想像できる。

しかし、簡単に背中を見せて逃げようものなら、アクセルとブレーキをかけながら追いかけてくるサルに深手を負わされる危険があるので、逃げる時に安易に背中を見せてはいけないというのは鉄則である。まるで三国志の諸葛亮孝明が魏の司馬懿に追いかけられながら策略ありと思わせながら逃げるような策略が必要となる。

「○○できるやつだけが生き残る」という自然選択の基本

このように子孫を残しやすい性質というのがあって、例えばニワトリなら夜にヘビやネコ、イヌのような外敵に襲われたと時に、「木の上に飛べるやつだけ」が生き残ることができる。

自然選択の基本で考えると「○○できるやつだけが生き残る」というのが重要になる。生き残りやすい形質を持った個体は、そうでない個体に比べて多くの子孫を残せる。その生き残りやすい形質が遺伝する場合、子孫もやはり生き残りやすくなる。

そのように、子孫を多く残せる形質を持った方が主流派になってゆくのが、進化というらしい。そのように考えると今、生き残っている人間もまた進化の中で「○○できるやつだけが生き残る」という自然の基本に当てはまって来たと思うと考えさせられる。

という事で、まだまだカラスは出てこないが、屋久島の思い出を最後に付け加えて

続く、、、

屋久島の南の方にある海にわく温泉。無料で、混浴である。満潮時は海に浸って入浴できずに、干潮時のみに入浴できる。写真はちょうど温泉が海に浸って手取り早くに温泉から抜け出したところ。2016年当時は夕方になると毎日この温泉に浸りにくる老夫婦がいた。ちょうど温泉に入っていると話かけて来たので話を聞いているとなんでも大阪から移住して来たそうだ。

ワイフばかり喋って、旦那は寡黙である。定年後に暖かい自然の豊かな屋久島に移住されたそうだ。大阪の旧友から羨ましがられるが、実態は異なるらしい。多くの移住者が都会から屋久島へやってくる。大抵が夫婦でやってくるが、旦那を残してワイフは帰ってしまうそうだ。

理由を聞くと、やはり女性はコミュニティーがなく、人の少ない島の生活は耐えられなくなるらしい。しかし既に家を購入しているので、旦那の方だけ残ってワイフはコミュニティのある都会に戻ってしまうそうだ。

送陽邸から眺める朝日。なんとも美しい、現在は英語とフランス語ができるパートを募集しているようだ。なんでも基本は女性の従業員を求めているようで男性でもよければ給料はいらないので、しばらくここで住み込みさせてもらって時間を過ごしたいものだ。

フランスからの旅行客が好きそうなロケーションではある。

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